鯨肉(赤肉)は、「高タンパク質」「低脂肪」「高ミネラル」、そして「低カロリー」です。
ダイエットや筋トレに最適で、成人病の予防にも期待できる食品です。
また哺乳類なのに、魚類の持つ栄養素も持つのも鯨肉の特徴です。
生活習慣病の予防や改善に期待できます。
牛肉・豚肉・鶏肉と比較して、タンパク質が多く、低脂肪、鉄分やマグネシウムなどのミネラルも豊富、なのに低カロリーというヘルシーな鯨肉。
だからダイエットや筋トレの強い味方です。食べながら身体を管理したい人にはとても嬉しいお肉です。
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カロリー | 106kcal | 298kcal | 386kcal | 229kcal |
脂質 | 0.4g | 24g | 35g | 13g |
飽和脂肪酸 | 0.1g | 11g | 13g | 3.8g |
コレステロール | 38mg | 59mg | 70mg | 140mg |
ナトリウム | 62mg | 39mg | 47mg | 86mg |
カリウム | 260mg | 290mg | 250mg | 360mg |
炭水化物 | 0.2g | 0.4g | 0.1g | 0g |
水溶性食物繊維 | 0g | 0g | 0g | 0g |
不溶性食物繊維 | 0g | 0g | 0g | 0g |
タンパク質 | 24g | 17g | 14g | 25g |
ビタミンC | 1mg | 1mg | 2mg | 3mg |
鉄 | 2.5mg | 1.4mg | 0.6mg | 1mg |
ビタミンB6 | 0.5mg | 0.4mg | 0.2mg | 0.2mg |
マグネシウム | 29mg | 18mg | 15mg | 28mg |
カルシウム | 3mg | 3mg | 3mg | 7mg |
ビタミンD | 0.1μg | 0.6μg | 0.4μg | 0.2μg |
コバラミン | 2μg | 0.6μg | 0.4μg | 0.4μg |
参照:日本食品標準成分表
鯨は地球上の広大な海を休むことなく数千キロ泳ぎ続けることが出来ます。
このような驚異的な持続力は、鯨の肉に大量に含まれる「バレニン」という疲労を低減するアミノ酸物質が働いていると考えられています。
この「バレニン」には、疲労回復の効果(乳酸の分解)があることが判明しており、他にも認知症・もの忘れの予防改善 ・活性酸素(老化物質)の除去といった効果が報告されています。
バレニン(mg/100g) | ||
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マグロ | 赤身 | 不検出 |
カツオ | 赤身 | 痕跡 |
ナガスクジラ | 赤肉 | 1,466 |
ミンククジラ | 赤肉 | 1,874 |
マッコウクジラ | 赤肉 | 553 |
牛 | 牛肉 | 2以下 |
豚 | 豚肉 | 48以下 |
参照: 一般社団法人 日本鯨類研究所
鯨肉には、哺乳類の肉にも拘らず魚類が持つ栄養素も含まれています。 鯨の畝須や本皮などの脂質にはマグロやブリと同様に「DHA」「EPA」が多く含まれており、悪玉コレステロールの減少、血流改善効果があり、成人病や生活習慣病の予防・改善に期待ができる食品です。
さらに海に生息するほ乳類が持つ特有の「DPA」が含まれており、その効果は血行を良くする効果があると言われており、その効果は「DHA」「EPA」と比較して10倍以上の効果があるとされています。 「DPA」は、鯨の肉の部位の中でも特にベーコン(畝須)に多く含まれています。